不動産売買のコラム

 

 2019.06.11

首都圏既存マンション、5ヵ月ぶりに成約減

(公財)東日本不動産流通機構は10日、2019年5月度の首都圏不動産流通市場動向を発表した。

 同月の首都圏中古(既存)マンション成約数は2,749件(前年同月比1.3%減)と、5ヵ月ぶりに前年同月を下回った。地域別では、東京都1,413件(同0.9%増)、埼玉県323件(同4.7%減)、千葉県332件(同3.5%減)、神奈川県681件(同3.0%減)と、東京以外の3県が減少した。

 1平方メートル当たりの平均成約単価は51万8,000円(同1.4%上昇)、平均成約価格は3,325万円(同0.6%上昇)と、いずれも4ヵ月連続の上昇となった。新規登録件数は1万5,776件(同6.5%減)となり、2ヵ月連続の減少。在庫件数は4万6,915件(同2.7%増)で、48ヵ月連続の増加となった。

 また、既存戸建ての成約件数は980件(同0.7%増)となり、7ヵ月連続の増加。平均成約価格は3,183万円(同1.6%上昇)で2ヵ月連続で上昇した。

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