不動産売買のコラム

 

 2020.02.12

首都圏既存マンション、4ヵ月ぶりに成約増

東日本不動産流通機構は10日、2020年1月度の首都圏不動産流通市場動向を発表した。

 同月の首都圏中古(既存)マンション成約数は2,680件(前年同月比0.5%増)と、4ヵ月ぶりに前年同月を上回った。地域別では、東京都区部1,153件(同4.7%増)、東京都多摩254件(同7.3%減)、東京都合計では1,407件(同2.3%増)。埼玉県322件(同5.9%増)、千葉県301件(同10.7%減)。横浜市・川崎市505件(同8.4%増)、神奈川県他145件(同21.6%減)で神奈川県合計では650件(同0.2%減)。

 1平方メートル当たりの成約単価は56万2,900円(同9.4%増)、平均成約価格は3,672万円(同11.5%増)と、ともに12ヵ月連続で前年同月比を上回った。新規登録件数は1万7,351件(同6.1%減)で5ヵ月連続で前年同月比を下回った。在庫件数も4万7,624件(同2.4%減)と、2ヵ月連続で前年同月比を下回った。

 既存戸建ての成約件数は899件(同4.3%増)で、4ヵ月ぶりに前年同月を上回った。平均成約価格は3,100万円(同3.8%増)と、3ヵ月ぶりに前年同月を上回っている。

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